卒論の体裁、頁番号のふり方、など（2005/12/22）

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卒論の書き方、体裁の整え方については、次のページでまとめていますので、参考にしてください。　→　卒論の書き方 　上記の「卒論の書き方」では、表題紙、要約、序文、目次、本文、後書き（、注）、引用文献表（、付録）と続けるとしています。ここで「序文」ですが、今の段階で考えると、序文はなくてよいです。序文を書くとしても挨拶程度にして、問題の設定などについては「本文の最初の部分＝問題の所在」に書いてください。 　というのは、皆さんの卒論への推奨形式としては、本文が標準形式（問題の所在−方法−結果−考察、A19）にしたがうと想定するからです。序文として実質があることは、本文の最初の「問題の所在」（「はじめに」でもよいです）で書いてください。 　序文をあえてつけるのは一冊の本を書く勢いの人の話で、そういう人には是非文学作品のような序文を書いて欲しいですが…。しかし標準形式の場合は序文は不要です。 　ページ番号については、つぎのように心がけてください。 　表題頁　−　ページ番号無し 　要約〜目次　−　�@、�Aなどで、本文とは別の番号をつける。 　本文（以降）　−　１、２、と頁番号をつける。本文の最初の頁が１。 　ワードファイルで上記の頁の割り振りをどうするか、について書いておきます。実は私も毎度苦労します。念のため、サンプルのワードファイルを載せておきます。圧縮ファイルです。クリックすると解凍されます。 　　頁割り振りサンプル（ワードの圧縮ファイル） このサンプルでは、「表題紙と要約の間」、および「目次と本文の間」をセクションで区切っています。 　まず表題頁を書いたところで、ワードのメニューの「挿入」−「改ページ」−「セクション区切り：次のページから開始」を選びます。区切られた後のページでは、改ページを入れる場合も、単に「カーソル位置へ挿入：改ページ」を選びます。目次の最後のページでは再び、セクションの区切りを入れます。 　その後で、「挿入」−「ページ番号」を選んで頁番号を入れます。 　まず要約ページで、ページ番号の「書式」でローマ数字の番号を選びます。「開始番号」を�@に指定するとともに、「最初のページにページ番号を入れる」にチェックを入れます。また、表題ページで番号が出ているなら、表題ページで「挿入」−「ページ番号」を選び、「最初のページにページ番号を入れる」のチェックを外してください。 　最後に本文の最初のページに行き、「挿入」−「ページ番号」を選んで「書式」で数字のページ番号を選んでください。「開始番号」を１に指定するとともに、「最初のページにページ番号を入れる」にチェックを入れます。 　まあ、いじっていれば出来るはずです。 　卒論をどう綴じるかの質問をよくもらいます。私の答えは、「綴じ方はどうでもよい」です。黒い厚紙で挟んで綴じる人が多いです。それで十分。別の綴じ方でも構いません。 　私個人は、綴じてなくても構いません。が、もし綴じろという規程があるなら（以前はなかったですが）、規程通りにやってください。 　提出までに、提出する卒論のファイルを、メールに添付などして、高木まで送ってください。あるいは、何らかの方法で卒論にファイルもつけて提出してください（卒論ファイルを入れたＦＤやＣＤをつける）。持ち運びや保存を考えると、現物よりファイルの方が有り難いです。 　なお、卒論のファイルは、私の指導の学生用にホームページに掲示します。皆さんも以前の年度の卒論ファイルを見た人が多いと思います。後輩の参考になるようにご協力ください。