社会的影響モデルの予測はエージェントの初期配置に依存する
(Prediction from the Social Impact Theory is dependent on the initial spatial
configulation of the agents.)
2024年
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社会的影響(Social Impact)をまだ続けてしまっているｗ。
実はある予測を抱いてシミュレーションを試みましたが、想定通りにはならなかった。なのでちょっと話の筋を変えてまとめてみたのがこのページの話です。単純な分析をしました。
ラタネらの社会的影響モデルで最も顕著な結果（モデルの予測）は、多数派が次第に増大し、少数派は減少するという点です。ただ、この結果は日常観察とはしっくりこない面がある。なぜって、多数派がさらに増大したり、少数派が縮小することは、あるにはあるけれど常に目にする訳ではない。何の社会的影響のシミュレーションだと常に多数派（少数派）は増大（減少）する、ということでよいのか？
実は、このモデルをいじったことがある人なら、種明かしは初期状態でエージェントが空間内でランダムに配置されていることによることに気づくと思う。では初期状態のエージェントの配置に細工をしてみて、エージェントの配置が初期状態でランダムであることの効果はどれほどなのか？を探ってみようというのが、この研究です。
今年の社会心理学会大会(2024.8.31-9.1)報告用の研究です．報告書原稿として事前に書いて提出した原稿のPDFファイルを以下に載せておきます．最低限のことしか書いていません。より詳しい結果は，大会報告時に使うパワポファイルに掲載します．パワポファイルも，出来次第，このページに載せます．ただ，たぶん怠けるので、掲載は報告日近くになると思います．
(2024.05.14) |
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| 2024年 日本社会心理学会大会報告関連 |
 論文集提出原稿 (登録したpdfファイル) 文献表記で次になります。
高木英至 (2024) 「社会的影響モデルの予測はエージェントの初期配置に依存する」,『日本社会心理学会第65回大会発表論文集』, 62.
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 プレゼン用PowerPointファイル(のpdf版) |
 シミュレーションデモのプログラム(EXEファイルのダウンロード，Windows上で実行できます)
通常はWindowsのダウンロードページでダウンロードされると思います．セキュリティチェックはお好みでお願いします．
Windows Defender が作動しているPCでは，ファイルのダウンロードや実行が拒否される場合があります．拒否の画面の「詳細情報」をクリックするとダウンロードや実行の選択肢が出て，実行できると思います．不安なら実行は見合わせてください．Windows
Defender 以外のセキュリティシステムだとどうなるかは分かりません．
公開用に整形していませんので，プログラム挙動やフォームの体裁が奇麗でないのはご容赦ください．
途中で終わらせたい場合は強制終了させてください．
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| 補足事項 （順次追記します．） |
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| 関連資料 |
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