ヒマワリ (2001/10/08)
| １０月に入り、私の家ではヒマワリの季節がやっと終わろうとしている。 拙宅の庭の西南にヒマワリが自生している。そのヒマワリの群れは、例年、東側から花が咲き始める。今年も同じだった。しかし全般に、ヒマワリの勢いは昨年ほどではなかったように思う。今年の夏はやけに暑く、雨も少なかった。そのせいかどうなのか、８月２２日に台風１１号が雨をもたらすまでは庭のヒマワリはあまり繁殖しなかった。 ヒマワリが勢いをつけたのは台風１１号が過ぎてからだと思う。しだいに西南側の群れが大きな花をつけ始めた。 寝室の戸の近くには室外の物干しがある。洗濯物や布団を干すのに使う。ヒマワリが育つとその戸と物干しの間がヒマワリで遮断される。嬉しいことに今年もそうだった。寝室で寝転がりながら戸を開けて外を眺めると、その姿勢で目に飛び込むのはヒマワリばかりになる。 ９月に入り、さすがに１０月が近づくとヒマワリは咲き始めた順に枯れていった。今は遅く咲き始めたヒマワリが小さな花を保っているだけである。しかし雀がヒマワリの種を食べに降り立つ。ヒマワリが観える２階の窓を私が開けると、驚いた雀が空に飛び立つのをよく見かける。隣のお宅の屋根のテレビアンテナに張った補強線に雀の群れがとまっていることがある。集団でヒマワリの種を狙っているように見える。 今はヒマワリはしぼんだ花と茎だけを残す。代わってコスモスが所々で花を見せ始めた。 |
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