続々・子猫 (2004/08/12)

　まだ名前がない子猫が私の部屋に住み始めて、今日で１週間と１日が過ぎた。動物病院でもらった１週間分の薬を昨夜使い切ったのだ。今日は朝早くに動物病院に行き、診察を受けた。先週最初に連れて行ったときの体重が５００ｇ台だったけれど、今日は６００ｇ台、１５０ｇくらい増えたらしい。肺炎はまだ続いているようなので、薬はまた１週間分をもらった。
　この子猫は相変わらずゼイゼイいっている。時折、人間の喘息のような発作がある。発作があったときには猫を抱きかかえる格好、つまり身体を立ててお尻を下から支えるようにしてあげると、治まることが多い。
　娘やカミさんがこの子猫を眺めたり触りに来る。子猫だから可愛いという。確かに小さければあどけなく可愛いところはあるけれども、子猫が大猫でも、年寄り猫でも、何れも可愛いものだろうと私は思う。
　ここまで来れば一時の危機は脱したのだろう。そうなったらなったで、今後もいろんな困難が予想できる。喘息のような症状は治まった訳ではなく。それより、外にいた猫が悪い病気を持っている可能性は高いのだ。もしそうであれば、飼うにしても家猫のチーコと接触する形にするのはまずかろう、と思う。どうしたものかと思案するけれども今は思考停止である。

　昨日、下の娘が近所でこの子猫のきょうだい子猫、つまりこの子猫と一緒に母親の赤猫のもとにいた子猫を見かけたという。本当だとすれば、死んだのではなく、子猫ながらに野良として生きているのだ。
　動物は、種によっては片方の性の個体が血縁の群れを離れ、結果として近親相姦を避けるメカニズムを持っているらしい。猫に同様のメカニズムがあるのかどうかは分からない。

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