ヒマワリ 2004 (2004/09/08)

 今年の夏はやけに暑かった。暑い夏には庭のヒマワリも早く生育するかに思えたけれど、なぜか今年はヒマワリの茎が伸びるのが例年よりも遅かったように思う。ヒマワリの姿が目立つようになったのは8月も半ばを過ぎてからである。
 庭でヒマワリが咲いていた場所には一昨年、娘のピアノ用の、6畳ほどのサイレントハウスが建っている。そのため、昨年はヒマワリの数は減ってしまった。今年は家とサイレントハウスの間にヒマワリが伸び、勢力を盛り返したようだ。例年よりも花が小さいように思うけれど、今年咲いたのは花が小さい品種なのだとカミさんはいう。花は小さいけれども背は高い。ほとんどが2mを超えている。8月の末頃から、物置に行くときにはこのヒマワリの小さい「林」を潜り抜けて行く。
 今年は庭のコスモスも生育が遅いように思う。昨年は梅雨の頃にいったん上がった気温が低下したので、秋と勘違いしたコスモスが早めに花を咲かせた。今年は今もって、コスモスの茎は伸びない。

 今年は台風が多い。台風のたびにヒマワリは被害を受けるけれども、今まではよく耐えていた。さすがに昨日の、風の強い台風18号では、多くのヒマワリが倒れてしまった。背が高い分だけ風には弱かったかも知れない。しかし2階で眺めると、例年より小さい花をかざしたヒマワリがまだ群生しているように見える。

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