モモちゃんといた夏 (2005/08/03)
| 昨日のことである。カミさんと娘の一人が、明日はモモちゃんを連れてきた日だという。覚えていたのだ。昨年の８月３日、ほとんど動けなくなっていた、手のひらに乗るほどの子猫のモモちゃんを、家の裏で捕獲して動物病院に連れて行った。私は８月の頭であったことは覚えていたけれども、３日であることには自信がなかった。カミさんと娘は別のことが同じ日にあったので覚えていたようだ。 モモちゃんは今は大きくなった。最初ガリガリだったのに、今は減量を考えてあげたいくらいに太って重くなった。 あのとき、モモちゃんは生まれて間もなく、軽く手のひらに乗るほどの大きさだった。確か、最初に動物病院で体重を計って 550g だった。放っておけばたぶん次の日までに死んだだろう。そのモモちゃんに点滴してもらいながら、私が抗生物質の投薬を続けた。それが昨年の夏だった。 モモちゃんは危険な状態はずっと続いていたけれど、それでも１週間もすると私の部屋の中を多少は移動するようになった。この書斎で、私が試験答案の採点をしていると、その答案を散らかす。答案の上にオシッコする。そんな日が続いたことを思い出す。 |
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