2007盛夏　 (2007/08/12)

　２００７年は梅雨が長かった。例年、７月末は最も暑い季節と記憶していたが、その時期は雨ないし曇りのときが多く、暑いという感覚ではなかった。梅雨が明けたのは８月に入るころであったろう。
　８月になるとやけに暑い日が続く。最初のうちは暑いといっても３３度程度であったけれど、日に日に最高気温は上がり、８月の１０日前後には３５度、下手すると３７度くらいになった。昨日、館林では３８．３度を記録したという。
　朝、庭に出て庭猫に食糧をあげようとする。が、８時になるとすでに日は高く照っている。日差しが強い。猫たちはあちこちの日陰にいるが、身の置き所がないように見える。

　ところで、冬の昨年末、庭の草を刈ってもらった折に、カミさんは庭にクローバの種を蒔いていた。そのクローバは種を蒔いて１週間ほどで葉というか芽を出していた。春になるとクローバの葉が茂ってきた。猫たちも時折、クローバを食んでいるようでもある（別の草を食んでいることの方が多いか？）。夏になるとクローバの葉はうっそうとして来た。このままクローバの繁殖が続くのかと思ったが、クローバは夏になるとやせるそうだ、とカミさんが言う。
　確かにこの暑さの中、クローバの葉は段々と少なくなってきたようにも見える。
　そのクローバの合間から、所々、コスモスが茎を伸ばしてきた。１つの株から何本かの茎を伸ばしたコスモスはピンク色の花を咲かせ始めた。数日するとあちこちにポツポツとコスモスのピンクの花が見えるようになった。
　それだけ日が短くなったのだろう。
　以前はもっと茎を伸ばしていたヒマワリは、今年はあまり茎を出さない。それでも所々に背の高いヒマワリの茎が伸びているのが見える。１つの茎には黄色い鮮やかな花がついている。ヒマワリも夏が終わりに近づくに従って花を咲かせて来るのだろう。

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