回文講話（５） (1999/12/14)

皆様 　ハイ、高木英至です。燃える回文隠居が、また、帰ってまいりました。みなさん、サイコーですかァー。昨日のニュースはこれだったんですねェ。 　　産気の雅子様の検査　　（さんけ　の　まさこさま　の　けんさ） なーんちゃいましてねェ。産気はなかった点に無理がありましたねェ。 　今日は、あの、赤穂浪士の討ち入りの日なんですヨー。なんと言っても敵討ちですから、 　　敵求め、友来たか　　（かたき　もとめ　とも　きたか） なーんてんですねェ。内蔵助は東軍流の免許皆伝だったんですが、ホントに強かったんでしょうかねぇ。 　　内蔵助は消すの楽　（くらのすけ　は　けすのらく） なーんちゃいましてねェ。田舎の剣客だから限界がありますよねェ。 　　北から来た吉良敵　（きたからきた　きらかたき　） どうして北から来るか分かりませんけどねェ。昔、『南から来た用心棒』ってＢ級映画があったんですヨーっ。これだから年寄りは嫌ですねェ。 　　来たか腹切り、吉良は敵（きたか　はらきり　きらは　かたき） なーんちゃいましてねェ。 　さて、今日は決まった言葉を使うシリーズなんですヨー。今日は「臭いぜ」を選びましょうねェ。逆だったら差し障りがあるんですねェ。気をつけましょう。 　　田舎は臭いぜ，政策儚い　　（いなかは　くさいぜ　せいさく　はかない） なーんちゃいましてねェ。次のようなのはどうでしょうねェ。 　　政策新会派は移管し臭いぜ　　（せいさく　しんかいは　は　いかんし　くさいぜ） ちょっと無理な回文でしたねェ。この辺が才能の限界なんですヨーッ。最後はこいつで行ってみましょうねェ。 　　政策ですからカスで臭いぜ　（せいさく　ですから　かすで　くさいぜ） なーんちゃいましてねェ。 老後の楽しみは、もう、回文しかありませんねェ。reform@ がなくなったら、私は何を楽しみに生きていったらいいんでしょうねェ。 　では、恒例にしたがって次の一首で締めくくりましょう。 　　さる人に　わが行く末を　尋ぬれば 　　　　政策ですから　カスで臭いぜ なーんちゃいましてねェ。またまた笑えない話になっちゃいましたねぇ。泣くしかありませんねェ。いやー、逃げる場所のない、健康を大いに害した哀れな隠居の言うことですから、勘弁して下さいねェ。それでは、また、お会いしましょうねッ。

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