さらばカニ箱 (2006/07/10)
| 今年の４月２日付けで「カニ・オブジェ」という記載を書いた。その中で、カニ砂場が１つ余っている、取りに来てくださる方がいれば差し上げたい、と書いた。 その後しばらくは何事もなく時間が経過した。が、６月１６日になって、ある方（ＡＹさん）からこのカニに関する問合せがあった。やや遠くからではあるけれど、やって来て引き取ってくださるという。 問題はこのカニ砂場を入れた箱が車に入るか、という点である。我が家の小さめの車の場合、まず入りそうにない。一応、箱の寸法をＡＹさんにメールでお伝えしていた。ＡＹさんの家の車は日産の Cube であるといい、小さい方の車である。 何とかなるだろうと話が進み、今日７月９日に日曜の正午頃に引き取りに来て頂くことになった。 少なくとも１つ困難があった。我が家の家の前の道路は狭いままであり、慣れない人にとって車を入れにくい。この道に慣れていなければ車を擦る可能性があるし、側溝に車輪を落とす可能性もある。 てな訳で、ＡＹさんには近所の郵便局まで来たら電話するようにお願いしていた。 ７月９日の前日は卒業生の柴崎君の結婚式の日であった。その結婚式が終わってからの帰り道、母のもとに寄って家に着いたのは１９時過ぎである。その日は２階の自室で、猫の傍で寝入ってしまった。 そんなこんなで７月９日の当日には１１時頃にやっとおきる、という体たらくだった。約束の正午前後に私が庭に出て食糧をあげていると、郵便局前から電話をかけてくるはずのＡＹさんが私の家の前までやって来られた。私は物置からカニ箱を持ち出し、家から少し出た角の道路まで運んだ。そのうちにＹさん一家の日産 cube が現れた。ご主人とお子さん２人が同乗しておられた。何とかカニを車に積むことができた。カミさんの車がちょうど戻ってきて、息子を連れたカミさんも「詰め込み現場」にやってきた。ＡＹさんからはお礼にとお土産を頂いた。 といった経過で、このまま物置で朽ち果てるかと思えたもう１つのカニにも、やっと日の目が当たったのであった。 |
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